Computar大口径産業用レンズの比較と選定(1.1″以上)

カメラのセンサーが1.1″以上(4/3″を含む)になると、一般的な2/3″レンズはイメージサークル不足で減光します。本記事では大口径用途におけるComputarのFA・電動・電動テレセントリック・可視光/短波赤外シリーズを比較し、選定の要点を示します。

1. 大口径センサーに専用レンズが必要な理由

イメージサークルはセンサーの対角以上が必要です。1.1″センサーの対角は約17.6mm、4/3″は約21.6mm、2/3″レンズ(約11mm)では覆えず、四隅に減光と解像度低下が生じます。

2. Computar 4シリーズの比較

シリーズ位置付け用途
FAシリーズ高解像・定焦点汎用マシンビジョン・寸法測定
電動シリーズ電動ズーム/フォーカス遠隔フォーカス・仕様切替
電動テレセントリック低歪み・倍率一定精密測定・3D検査
可視光/短波赤外広帯域透過SWIR検査・透過イメージング

3. 選定の3ステップ

  1. センサーサイズでイメージサークルを確認:1.1″・4/3″は大口径専用型番を選択;
  2. 画素サイズと精度で解像度を選択:高画素カメラは対応MTFが必要;
  3. 作動距離と視野で焦点距離/倍率を決定し、マウント(多くはCマウント)を確認。

4. よくある質問

大口径レンズを2/3″カメラに使えますか?

可能です。大きいイメージサークルは小さいセンサーと後方互換で、視野のみ変化します。

短波赤外と大口径を両立できますか?

可能です。可視光/短波赤外シリーズの一部は大口径とSWIR帯を両対応しています。型番仕様でご確認ください。

Computarレンズ全シリーズを閲覧するか、選定ツールでセンサーサイズ別に絞り込みください。